音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

鳥肌実

仕事がハネてから、鳥肌実「時局講演会・ニイタカヤマノボレ」を観に新潟県民会館
前々からその風貌、パフォーマンス振りを雑誌では読んでいるけど、
実像が分からなかった。
ようやく念願かなって見に行ったんだけども…。
 
会場へ向かう途中、渋滞にハマッて時間ギリギリで会場に滑り込む。
中に入るとギッシリでも無いけど、
8割〜9割ぐらい席が埋まっているんじゃないだろうか。
こんな特異な芸人をこんなに沢山の人が見に来るなんて、
物好きがいたもんだ。おれもその物好きな一人だけど(^-^;...
 
客層はモロ右翼な格好な人はいなくて、サブカルチャー好きなおしゃれな若者が多いような。
意外だなぁと思ったり、鳥肌実のメディア展開を見ればそうだろうなと思ったり。
 
19時40分過ぎ、会場の照明が全部落とされ「ニイタカヤマノボレ…トラトラトラ…」
真珠湾攻撃のモールス信号を打電する音、
日本軍が戦闘状態に入ったと言うニュース速報、
アメリカ軍の無線交信音、攻撃シーンのSEの後、
音楽隊の行進曲が流れてくる。
これを聞きながら、「格好いいなぁ」と思ったおれは一体…。
この時点でおれは思想が右翼ですか?(笑)
普段やっている、仕事のようなボランティアのような用事の思想と
正反対ですが(爆)
 
音が突然止み、戦時中のスローガン等が沢山書かれた
『特攻スーツ』を着込んだ鳥肌実が入場してくる。
瓶ビールのケースに乗り、半紙に書かれた時局の要旨を読み上げていく。
 
なるほど、こう言う芸をする人なんだと思っていたら、挨拶の後、客いじり、
拉致被害者救う会』から「拉致をネタにするな」と恫喝された話、
ニューヨークで公演した時の話などをしていく。
 
話を聞いていると、もっと過激な事を言うのかなぁと思ったら意外とそうでもない。
舞台なんだからもう少し突っ込んでも…と思うけど、
そんな事をすると今より大変な事になるのかしらん。
 
後半、白ブリーフ一枚の格好でジョンレノンの『イマジン』を
電子オルガンでうろ覚えで弾き語る芸は何なんだ〜(笑)
 
1時間半で講演は終了。
 
期待した程の内容じゃなかったなぁ。
一人でやるよりも色んな芸人と一緒にやって
芸をブラッシュアップさせた方がいいじゃないかと思うけど…。
そう言うイベントに呼ばれないのか(^^;

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