音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

解放のニュースを見て思う事

今週に入り、仕事から帰っても寝るだけの生活。その中でも気になっていたのは、
イラクで日本人3人が拘束されたニュース。
とりあえずは3人全員が無事解放されたようで何より・・・だけど、何だか釈然としない気持ちもある。
それは救出を求める家族の言動にある。初めは「気の毒だなぁ」と思っていたんだけど、
家族の記者会見を見てからは、その気の毒さの気持ちも消えていた。
 
家族のあの自己中心的な態度はなんだ!
 
外務省から渡航禁止が出ているにもかかわらず、自分の勝手でイラクに行っておきながら、
拘束されたとたん日本政府に助けを求めるのは、間違っているんじゃないのか?
しかも自分たちが迷惑を掛けたと言う自覚も無いようだ。
後から妹だか弟が「ご迷惑をお掛けしました」と言ってはいたけど、大方、世論の状況を何となく感じて形ながらの謝罪なんだろう。
3人の解放が確認された後の記者会見でも、尽力を尽くした日本政府への感謝の言葉は無く
「全世界の人々の…」なんて言っているあたり、左の人がよく使う手法だ。
# 仕事のようなボランティアの用事でそう言う集まりに良く行くので…(ごにょごにょ)
 
家族が家族なら本人はどうなのかなと思って、解放された時の映像を注意深く見る。
地元コーディネータの人が、救出に尽力を尽くしてくれた人の話を説明していると、
「私たちも(イラクの人を救うために来た)話をしました!」と投げやりに言う。
極限状態から解放された直後ならこう言う言動もありかなと思いつつも、言い方が気に入らない。
こう言う時に人間の本心は出るものなのだ。自分も色々やったんだと言いたいんだけど、
結果は日本政府に助けてもらっているのである。
「ありがとう」の一言がなぜ出て来ない。
 
Mr.childrenが『タガタメ』の中で♪左の人、右の人〜なんて歌っているけど、左の人の方が“タチ”が悪いんじゃないのだろうか。
 
久々にテレビでリアル人権派を目の当たりにして、この映像を見ながら自分もそうならないように襟を正さないと。