音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

津川までドライブ

天候は優れないけど、阿賀町の津川まで車を走らせる。
時間があるので下道、R49を会津若松方面へ。
  
津川は新潟県下越地域に位置する山間の町。
町の中央には阿賀野川と常浪川が流れており、
その豊かな水量から古くから舟運が盛んで、
江戸時代は会津藩の西の玄関口の河港として栄えた。
 
町の中心を歩くと道の両側に木造の家屋が並び、
その時代の事を忍ばせる風景に出会える。
好きだなぁこういう風景。
4〜5年前に旅した中山道妻籠宿を連想させる。
 
狐の嫁入り行列”は、津川にある山、麒麟山で見られた狐火と、
その昔、夜にかけて行われていた嫁入りの提灯の灯りから生まれた夢物語。
その夢物語をモチーフに、古くから狐に模した行列の催し物が行われている。
今年もゴールデンウィークにあるらしい。

 
今日のお昼は、その、津川の町中にあるそば屋、
そば処『塩屋 橘』
昔の町屋を改造して作られた店構えで風情がある。
店の中はアジアンダイニングを意識した、品のある明るい茶色の世界。

 
味を見るならシンプルに「もり」だが、
期待して鴨の付け汁を注文。
山間の土地だし、ジビエの季節だし旨いと期待するが…。
 
暫くしてそばが運ばれてきた。
ちょこっと付けてすすり込む。
 
あぁ…江戸前の辛口のかえしだ…。
 
旨い!これは本格的ですよ。鴨肉も脂が乗っていて旨い!
来て良かった〜。
朝に沢山食べすぎて、胃にも良い感じ(苦笑)
 
店を出た後、辺りを散策しようと、
近くにある『狐の嫁入り屋敷』に行くも…閉まっていた。
 
冬期間は閉鎖中らしい。風が強くて寒いので車に戻り、新潟市へ戻る。
21時半、越後湯沢着。