フェミニストの限界?
荷宮和子著「若者は何故怒らなくなったのか〜団塊と団塊ジュニアの溝」読了。
団塊と団塊ジュニアの溝の世代である著者が、
最近の若者、団塊ジュニア世代についてもの申す!
と、言った内容…ではあるが、ただの言いたい放題でもなく、
身近な物事をデータとして取り上げて話を進めているので取っ付きやすい。
おれは、もろ団塊ジュニア世代だけど、本を読みながら何となく違和感が。
おれと同世代から下の世代の人って、耐えるって事を知らない人が多いんだなぁ。
しかも叱咤激励してもそれを好意と取らず逆にキレられるなんて。
プライベートのみならず、仕事でもそのノリなんでしょう?恐いねぇ。
今のところオレはそんな人に出会った事は無いけれども。
物事にぶつかって、もがいて、見えて来るものがあるのだ。
なかなか的を射った事を書いているなぁと思って読んでいたら、
終盤に向かうにつれて愚痴で綴られているのが惜しい。
やっぱり男に対して文句は言っておきたいと言うような。
ここがフェミニストの限界なんだろうか。
若者はなぜ怒らなくなったのか―団塊と団塊ジュニアの溝 (中公新書ラクレ)
- 作者: 荷宮和子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 新書
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