音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

国会議事堂

飲みに誘ったYさんと落ち合うには時間が開きすぎる。
「近くまで来たんだし…」と、国会議事堂を見学しに行く。
国会議事堂って、中を見学出来るんですよー!こう言う事を知っている人は意外と少ない。
今日は参議院が見学出来ると言う事なので参議院の受付に行き、
住所氏名を書いて受付を済ましサービスロビーで待つ。16時からの案内。
 
持ち物検査、金属探知器をくぐって衛視さんの案内で見学開始。
議員登院口を横に見ながら、国会議事堂の中へ入る。古いながらも重厚な感じ。
あの“赤じゅうたん”も、この入り口から始まっている。
国会議員を目指している人ならこの一歩一歩に何か思う事があるんだろうけど、
おれは観光気分で踏みしめる(^_^;
 
ちなみにこの“赤じゅうたん”、総延長で約4,600mあって、
皇居を1周する長さが約5,000mなので、比べるとかなりの長さだ。
じゅうたんの取り替える時は全部一緒に取り替えるんじゃなくて、
痛む頻度が高い、議員がよく歩く2階からだそうで
2階のじゅうたんを取り外すとそれを今度は他の階に回す。
ちゃんとリサイクルの事も考えているんだね…。
 
取り替える頻度は公式発表だと7〜8年程という事らしいけど、
使い回したりもしているから、じゅうたん自体はその倍の期間使っているとのこと。
 
しかし全体的に建物の中が暗い。
聞くと国会の閉会中は照明の照度を落としているとのこと。そりゃそうか。
 
議場の傍聴席に座りながら中の説明。参議院はかつて貴族院と呼ばれていた事から
議場には衆議院にはない天皇の御席、天皇、皇室関係の傍聴席があるのが特徴。
戦後、日本国憲法が公布されてからは
天皇、皇室は政治には加われなくなったから傍聴席を使う事は無くなった。
中を見て思ったのが「意外とこぢんまりとしているんだなぁ」と言う事。
テレビじゃ結構広く見えたけど。
 
議事堂内の天皇絡みの部分の装飾が凄い。
壁、床は大理石、床に敷いてある赤じゅうたんも色の濃さが違う。
大理石を使っている理由は地震に強いからと言う説明だったけど、
だったら鉄筋コンクリートでもいいわけで、プラス装飾って事なんだろう。
50分程で見学を終了。ゆっくり見せてもらって…いや〜新鮮な体験だった。
次は皇居の中を見学だな。