音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

相も変わらず

夕方、Iさんへ顔出しに、隣の万代荘へ。
Iさんと軽く世話話。相変わらずの飄々とした雰囲気。変わらない。
「どんな話をしようか…。」とか色々考えていたりしたけど、それも希有。
実は新人当時、世話になりながらも、席が離れていたから
あんまり話をしなかったんだよなぁ。
 
10歳近く離れていたし、仕事の事でいっぱいで
周りでどう振る舞えばいいかも分からない。
そんな中でも、Iさんとか、おれと一緒の係にいたTさんとかの、
いわゆる30歳前の兄貴チームに、
余暇には河口湖でキャンプとか自宅に呼ばれて飲み会とか、
色々かまってもらっていた。
 
その頃のおれは人見知りが激しく、完全に自分の殻に閉じこもっていた。
自分一人の世界に埋没していた。
いや、そう言う兄貴達に、どう振る舞えばいいか分からなかった。
今までそう言う世界に居なかったから。
 
学校から家に帰っても、両親は共働きで家にいない。
二人の姉貴も住み込みの所で働いている&学校だ。
必然的に一人で何でもやる生活になる。
 
いくら誘っても溶け込まないおれに、ヤキモキしていただろう。
兄貴分のTさんに、その当時言われた事を思い出す。
 
「もっと無邪気に何でも言っていいんだぞ。逆に、何でも言ってくれよ」
 
自分の殻を破るには、もう少し時間が掛かった・・・。