音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

長野県内旅行記2日目

6時半過ぎ、起床。疲れていても体内時計は正確。
 
9時過ぎ、一般国道19号経由で長野市へ向けて出発。
近くのコンビニで朝飯を買って、食べながら運転。
 
一般国道19号は昨日の聖高原のような開放的な山道を通るとは違い、
犀川沿いをなぞって走る。ちょっとした渓谷でもあるので、
法面の至る所で対策が施されている。
 
「何だか本当に山奥を走っている気分」
 
途中、信州新町の道の駅で休憩。
野菜直売所があったので“ふらっ”とのぞいてみると、
今朝取ってきたであろう、土付きの大根が1本50円、
10本近く束ねられている葱が200円、
結構な量が入っているシメジが一袋100円と
相場を無視した低価格設定。思わず、ここでいくつかの野菜を購入。
 
しかし、スーパーで売っている野菜よりも不格好な野菜達が
何故こんなに魅力的なんだろう。手触り感、堅さも違う。
ここで売っている野菜の方が、全然新鮮。
 
11時半過ぎ、長野市着。
長野駅善光寺の中間の駐車場に車を止めて、善光寺へ向かう。
余力があれば市内も観光するつもりで、この位置に駐車。
 
道が広い。ここも街路が整備されているなぁ。

でも、整理されすぎて無機質にも感じる。
官公庁の街って感じ。
そんなところに善光寺はある。
 
開山してから1400年が経ち、あらゆる宗派にも属さない善光寺は、
どんな人でもお参りが出来、その御利益は参拝した人全てが
極楽浄土へ行けるという、有り難いものだ。
 
改修中の山門を抜けると目の前に本堂が“どんっ”と
鎮座ましましている。本堂は過去11回火災に遭っていて、
今の本堂は約300年前に建てられたものらしい。

 
お賽銭をいれ、まずはお参り。
間違えて2礼2拍手1礼をしそうになった(苦笑)
お寺に来るのは久しぶりだもんなぁ。中に入ると、
人は大勢いるんだけど、何故かざわつきが気にならない。
音も含めて、それだけ大勢のものを受け入れるキャパシティが
あるって事なんだろう。今の『メガ協会』のはしりか!?
一緒にするなと言われそうだけども。
 
拝観料500円を払い、お堂の下へ。
この中にある『極楽浄土への錠前』を触ると、
極楽浄土へ行く事が約束される御利益があるらしい。
 
階段を下りて中に入るといきなり真っ暗。
右も左も分からなくなる。壁に手を伝いながら少しずつ前へ進む。
進む先からは子供の奇声とも恐がりとも思われる声が聞こえてくる。
こりゃ、並のお化け屋敷よりも怖いぞ。
 
途中2回ほど曲がり、何分くらい進んだだろうか、
「出口はまだかな〜」なんて思っていたところで右手に何かが当たる。
 
!?
 
これが『鍵極楽浄土への錠前』か?おぉ〜、触っちゃったよ〜。
ちょっと細長い。有り難いなぁ。
これでおれも極楽浄土へ行けるかなぁ。
 
本堂を出て、庭の中をくまなく歩く。


いろんな碑があるんだなぁ…。護国神社のような様相だ。
帰りに参道で名物の七味唐辛子を買う。
 
時間を見ると13時半。
夢中で善光寺の中を回っていたら
お腹が空くのも忘れてたよ。
 
通りのそば屋で良さそうな店に入る。
もり蕎麦を頼み、『信州そば』を堪能。
この店は10割でも二八でも無く、9割蕎麦を食べさせる。
ぽそぽそした触感だが旨い、かえしも辛めで旨い。
 
ふぅ…。
 
ここで疲れがジワジワと。
市内を観光するのは止めて、このまま湯沢へ帰る事に。
今回はもう十分に遊んだよ。
 
一般国道19号、117号、353号、17号を経由して湯沢。
16時半過ぎ到着。あぁ…疲れた。
帰る足で町営温泉『山の湯』へ。
思いっきり疲れを放電。
 
はぁ…。
 
あまりにも疲れすぎて、風呂上がりに目まい。
住処に返り、買ってきた収穫品で軽く晩酌して
21時前にバタンキュー。
 
あぁ…楽しかったけど疲れた。