音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

出産の出来事(健忘録的まとめ)

午前3時前、寝ていたところ、
Kちゃんに「陣痛が始まったから、病院へ連れて行って」と起こされた。
 
何か襖の向こうでごそごそやってるなぁと、感じていたけどそれだったのか!
 
1時半頃から痛みが来ていて、病院に電話をするととりあえず来てくれとの事。
 
飛び起きて、寝間着から出掛け着に、マッハで着替える。
着替えて出発まで5分掛からなかった。
まさに『40秒で支度しな!』@天空の城ラピュタのようと、自画自賛(苦笑)
 
ダム勤務の時の、夜中の呼び出しで鍛えられた賜物だなぁ。
# これは余計か(^^;
 
 
5分程で病院に到着。
夜間入口から中に入ると、Kちゃんたまらずソファに中座。
もう、この時点で辛そう。
 
産婦人科病棟のナースステーションで取り次ぎ、陣痛室へ。
陣痛室に入ったら間もなく破水。直ぐに分娩室へ。
助産師さんが慌ただしく分娩をする準備をするのを見つつ、
おれも、Kちゃんの両親へ電話。
 
 
分娩室に戻り、立ち会う。
出産は立ち会い。これは始めから決めていた。
 
 
手を握ったり、体をさすったり、
助産師さんと一緒に見よう見まねで呼吸のアクションをしてみたりと、
Kちゃんを励ます。
 
と…そうこうしていたら、もう頭が見えている。
これは生まれたって事か!?
 
 
「Akinouさん〜女の子ですよ〜」
 
 
早くないか!?もう生まれた!
 
 
病院に着いてから、子供が生まれるまで1時間弱。
分娩台に乗ってからは30分無かったんじゃないだろうか。
 
「Akinouさん、先生が来る前に生まれちゃったよ〜」
 
夜間当番の先生が駆けつける前に生まれるとは(^^;
でも、子宮が出産の準備が出来る前に子供が生まれて来たから、
子宮が切れたとのことで、
胎盤を取り出してから先生が子宮を縫っていた。
 
生まれたての子供の体に付いていた血を軽く拭いてから
助産師さんがKちゃんに子供を抱っこさせる。
子供は泣きながらも、本能的におっぱいを探しているのが凄い。
 
 
体重、2,770グラムの女の子
 
 
2月半ばの検診の時は小さいと言われていたから、心配していたけど
生まれてみればそこそこの体重で良かった。
 
そんなこんなで一通り落ち着いてから、
Kちゃんの両親を分娩室に呼ぶ。
 
「頑張ったねぇ」とお母さん。
 
ちょっと感動。
 
 
後は、やる事もないし…という事で一旦退散。
面会は午後からとの事。
 
時計を見ると、7時前。
 
このまま仕事に行くか。午後から休みを取ろう。
 
 
病院の外に出ると、とても清々しい朝日がさんさんと降り注いでいた。
まるで新しい命の誕生を祝っているかのよう。
 
「頑張ろう」という気持ちが何となく沸き上がってくる。
 
 
やるぞ!
 
 
午後、病室に顔を出すと丁度、母乳の飲ませ方を助産師さんに教わっていた。
 
「どう、具合は?」
「落ち着いたね〜。赤ちゃん見ていたら飽きないよ」
 
早速、このために買ったデジビデを回して記録。
 
 
「ひろ君が、一緒に立ち会ってくれて良かったよ。安心した。
 モモちゃんも一緒だったし」
 
何とはなしにおれが買ったポストペットの“ももぬい”は、
今やうち等家族にとっては、切っても切れない宝物。
何処に出掛けるにも一緒だけど、今回、分娩室にも持ち込みました(笑)