音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

非日常な1日

7時半起床。遅くに合流したのもあってか、酒は全然体に残っていない。
他のみんなは大分具合が悪そうだけど(^_^;
 
「日本の農家の朝ご飯はこうだ!」と言っている様な純和風な朝飯を頂き、
食後に隣の牛舎から、絞りたてのホットミルク。
これを飲むと、田舎に来たなぁと実感する。
# 言葉のニュアンスはテレビ東京『田舎へ泊まろう!』のイメージで。
 
上下作業服に着替え、軍手をはめる。靴はゴム長靴。
これを全て着けたら、腕と足の隙間をガムテープでグルグルに巻いて、
隙間という隙間を隠す。
これで、トウモロコシを砕いた汁から肌を守る。汁に触るとかぶれる事があるのだ。
準備が出来たら、そのままサイロの中へ。
今年もサイロの中で砕いたトウモロコシを踏む作業。
太っているからな…良い締め固め機だ。
 
茎(枝?)ごと刈り取ったトウモロコシを軽トラックに積み、サイロの前まで運搬。
それを、カッターと呼ばれる裁断機で細かく刻んで、
エアーで一番上まで飛ばしサイロに入れる。
うちらは上から降ってくるトウモロコシを避けながら、均し、踏み固めていく。
やる作業はこれのみだけど、この単純作業がキツい。
 
特にサイロの中は空気が籠もるので、中は蒸し風呂だ。
カッターからのエアーが無かったら、暑くていられないだろう。
朝9時過ぎから昼飯を挟んで、夕方4時頃まで延々この作業が続く。
5m程のサイロが全部埋まれば、お終い。
 
終わりの頃には、汗とトウモロコシの汁で体中ドロドロ。
 
でも、気持ちはなぜか清々しい。
体を動かした〜って感覚から遠ざかっているもんな〜。
年に1回の貴重な体験。