音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

老舗の味

寮に戻ってシャワーを浴びたあと、昼飯を食べに古町。
『にいがた やぶそば』蕎麦好きを自負しているおれだけど、
この店に行くのは実は初めて。古町でも飲屋街の方へは、あんまり行かないからね。
でも、新潟の蕎麦好きなら、この店には一回行っておくべきでしょう。
# 初めて行くおれが言うな( --)_中☆(>_< )
 
“ゆず切りそば”を注文。月替わりメニューって事だけど…。
一口目、口に入れて“もぐもぐ”した後に柚子の香りが鼻から抜けていく。
こんな蕎麦は初めてだ。もちろん味は言うまでもなく、旨い。
一気に平らげてしまう。口の中に良い余韻が残っている。
食後に柚子茶のサービス。甘さの押さえた柚子シロップのようで、これも、いい。
 
そば湯を呑んで余韻に浸っていると、給仕のおばちゃんが声を掛けてきた。
 
「お味はいかがだったでしょうか?」
「とっても美味しかったです。風味もよくて」
「蕎麦の実の芯のところだけを挽いたそばなんですよ。だから蕎麦も白くて。
 それにしても、お客さん…凄い上手にお蕎麦を食べていらっしゃるから…」
 
思わず声を掛けたらしい。ちょっと恥ずかしい(笑)
“ゆず切りそば”は、皮の部分を蕎麦粉に入れて打って、
残った実の部分をお茶にしているんだそう。
一つで2度美味しい。今月しか出さないみたいなので、気になる人は行ってみては。
お勧めですよ〜。