音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

人の気持ちは複雑だ

住処に戻り、うつらうつらしながら読書。

銀色夏生『遠い島々、海とサボテン つれづれノート 4』読了。
今回の内容は、写真が入った詩集を出すに当たって半年間、
取材旅行した時の事が書かれている。
おにいさんのセッセ、子供のあーぼうも一緒だ。
 
「こんなにお互いの事を干渉し合わない夫婦は凄いなぁ。芸術をやる人達は違うな。」
 
と思ってこれまで読んでいたけど、本を読みながら、
結局、銀色さんはあーぼうだけいればいいのかと感じてしまった。
本の最後の方は夫のむーちゃんから気持ちが離れた文章が多いし…。
夫婦は所詮他人と言うけれども。
あれは、むーちゃんがハワイに会いに来た時に何もしなさ過ぎて、
がっかりした時から始まったのかも。と思っていると、
さようならバナナ酒―つれづれノート〈5〉 (角川文庫) 『さようならバナナ酒 つれづれノート 5』を読むとそうでも無かったりする。
人の心は複雑。だからこそ面白い。
おれが単純すぎるのか(^_^;
 
今日のために控えていた晩酌、復活。